三連休の初日・二日目が忙しかったせいか、最終日はあまり食欲も無く少々ぐったり気味でした。そういった時に長年利用している店舗(食事)があります。
「自然薯(じねんじょ)」をつかった「とろろ料理」の専門店「筥崎とろろ」です。
筥崎とろろ 本店
福岡市東区に位置する本店は、博多駅から車で15分程のロケーション(最寄りはJR吉塚駅)です。
古い日本家屋をそのまま使用した店舗で、広い玄関スペース(土間)は「待合い」や「ギャラリー」として利用されています。
平日でも時間帯によっては必ず「待ち」が必要です。店舗で使用している小型の「すり鉢」も展示されおり、そのまま購入も可能です。
「上框(あがりかまち)」からは、即「二間続きの和室」で、奥の間は座敷飾りの「床」が付いています。所謂「床の間」といわれる部屋ですね。
現在「本店」以外にも「高宮通り店」という2店舗目を出店されていますし、私の自宅からは「高宮通り店」の方が近いのですが、この古い趣のある「町屋」が好きで、敢えて毎回「本店」を利用します。
2階には唯一の個室が1部屋用意されていますが、基本的にはこの「二間」にある「5台」のテーブルで食事が提供されるため、昼時の混み合う時間帯を避けるか、若しくは予約して伺う方が確実です。
画像中央奥の「畳の間」にも2人用テーブルが1台設置してあるものの、基本「廊下」部分ですので、そこで食す(若しくはアサインされる)位なら「待つ」方がよいでしょう。
おしながき
ここに来て最も多く食すメニューは「筥とろ御膳(@1,500円)」で、今回も同様の選択です。
「麦飯」へ「とろろ」をかけ、「海苔」をトッピングして食します。
「筥とろ御膳」一式、麦飯は「おひつ」で提供され、お代わりは何回でも可能となっています。「高菜・切干大根・味噌汁」も薄味ですが非常に美味で、私が通いだしてから一度も「付合せ」に変更は無いと記憶しています。
食欲が落ちていたのも忘れたかのように「お代わり」3杯でした。
私の「食欲不振」や「疲労回復」時には無くてはならないモノですね、肩肘張らずに気楽に利用できる店舗ですから、博多滞在の方に機会があれば是非お薦めしたいと思います。
夕方からは「とろろすき焼き」も選択可能で、そちらもお勧めです。