今週は「釜山⇒沖縄」と連続した出張を予定していたのですが、台風16号の影響(おかげ)で、週前半は祭日を挟み思わぬ連続休暇が取れました、その休暇を利用してグランドハイアット 福岡の「ディプロマットスイート」へ滞在です。
このホテルの場合、キャナルシティ地下駐車場からグランドクラブラウンジまでエレベーター直結ですので、アクセスに天候(雨)の影響が全く無く、手荷物が多くともストレスになりません。
チェックイン作業もラウンジで珈琲を頂きながら数分で終了(名前を書くだけ)です。前回はクラブラウンジと同フロア(5F)のディプロマットスイートへ滞在しましたので、今回は最上階(12F)の方をリクエストしておきました。
ディプロマットスイートは5Fと12Fに各1部屋(グランド福岡内に計2部屋)設定されています。広さは93㎡となり、プレジデンシャルスイート(188㎡)に次ぐ客室です。
◆参考:グランド福岡スイート構成⇒ プレジデンシャル(188㎡)> ディプロマット(93㎡)> ジャパニーズ(85㎡)> エグゼクティブ(72㎡)> グランド(56㎡)
目次
Diplomat Suite(Livingroom)
入室するとリビングまでのアプローチ間に、来客用のクローゼット及びトイレが設置されています。グランド福岡のスイートで「来客用」の設備(トイレやクローゼットが2箇所)を持つ客室はジャパニーズスイート以上からとなっています。リビングで電動カーテンを開くと、一気に視界は広がります。
リビングは5~6名でも十分に寛げる広さで、ダイニングスペースとなる円卓の奥には、コネクティング用のドアが設置されています。よって隣のツインルームを利用すれば「家族(4名)+両親(2名)」や「グループ」等の組合せ滞在が可能でしょう。しかし、室料的にはあまりオススメできませんw
ウェルカムアメニティはスイート用の「ワイン、フルーツ、お菓子詰め合わせ」と、ダイヤモンドメンバー用の「クッキー」が用意されていました。
オーディオは、コチラもスイート用設備の「Bang & Olufsen(B&O)」、またリビングルームの照明は10段階で調節可能となっています。
冷蔵庫やミニバー、ネスプレッソやワークデスク周りの設備は、他のスイートと変わりありません。
デスク(客室)からは「那珂川」と、中洲から分岐する「博多川」が見て取れます。眼下は歓楽街ですが、最上階(12F)で周りに視線を遮る建造物も無い事から、5Fのディプロマットよりも解放感が高く、眺望優先の場合はコチラの客室が良いでしょうね。
Diplomat Suite(Bed & Bathroom)
ワークデスク横のドアからベッドルームへと続きます。ベッドはクイーンサイズを2台並べた「ハリウッドツイン」タイプで、兎に角「大きい」の一言です。
が、プレジデンシャルの場合はキングサイズのハリウッドツインだそうですから、コレに「大きい」と言っているようでは、プレジデンシャルへ滞在する資格が私にはまだ無いようです。
ル・コルビュジエ(Le Corbusier)の中でも未だに人気の高いチェア「シェーズロング」が設置されています。このチェアは自宅でも使用していますが、個人的に(1人掛けで)このチェア以上のモノには今のところ出会えていません。
しかしココのシェーズロングは少々ヘタってますねw とはいえ、それはこの客室に滞在したゲスト達が、その心地良さに魅了された(毎回長時間座り続けた)証(あかし:結果)ともいえます。
部屋の片隅には収納量も十分な「ウォークインスローゼット」、中には加湿器やセーフティーボックス等が用意されています。
バスルームも他のスイートと異なり広めの設計で、シンクはダブル、バスユニットもジェットバス仕様です。この辺りはキチンと差別化されてますね。アメニティはスイート共通のREN社製。
Turn Down
カクテルタイムへと向かう際に、ちょうどターンダウンサービスが入りました。通常(一般客室)であればスタッフ2名程度ですが、この規模の客室になると4名体制(2名でベッドメイキング、2名で各スペースの掃除と補給等)です。
ベッドサイドにはウォーターボトル、リビングにはアイスペールが設置されていました。また、ネスプレッソの消費したカプセルを補充、ゴミやその他も綺麗に掃除されています、相変わらず気持ちの良いサービスですね。
ラウンジでバッタリ会った友人夫妻とディナーへ向かい、その後リビングで飲み直しました。予想外の展開も、こういう時にはリビングの利用価値も高まります。
Morning Buffet & Check-Out
翌朝はラウンジでの朝食を時間を掛け食します。その後はいつもの通りチェックアウト(16:00)まで「クラブオリンパス」で汗を流し、キャナルシティでランチやショッピング等を楽しみました。
また、今滞在で初めてだったことは、チェックアウト時にグランド福岡の偉い方々が挨拶に来られたことです。理由は良く分かりませんが、おそらくここ最近「ジャパニーズ⇒ディプロマット⇒ディプロマット」といった客室を連続利用しているからでしょう。これを機に今以上の良い関係を築ければと思っています。