沖縄3泊の中日(2日目)は、今月(2014年7月2日)グランドオープンした「ヒルトン沖縄北谷リゾート」へ滞在しました。初日滞在したダブルツリー那覇からはレンタカーで移動し、時間にして30-40分程の距離です。
ホテルに向かう際、現在も正面からのアプローチは閉鎖されており、アメリカンビレッジ横の道路から海側(ホテル裏側)を通り、ホテルをほぼ1周するような形で進入しなければ辿り着けません。
また、タクシー等でアクセスしない限りは3Fに位置するホテル正面玄関(車寄せ)を利用することもなく、1Fの地味な入口からホテルへ入ることになります。
目次
Check-In
3Fに位置するレセプションは巨大な空間が設けられており、ヒルトン沖縄北谷の顔とも言うべきスペースです。先に断っておきますと、客室を含むホテル内大部分の施設が「西向き」というロケーションのため(サンセットは綺麗ですが)チェックインする午後以降の撮影は逆光となり、かなりブロガー泣かせな環境となっていますw ある程度画像補正は行いましたが、私のウデとコンデジの限界もあり、多少見辛い部分もあるかと思いますので予めご容赦下さい。
チェックイン・アウトはエグゼクティブラウンジでも行えますが、メンバー(4名)全てが個々に行わないといけなかったので3Fレセプションのカウンターを利用しました。しかしカウンタースタッフがまだ不慣れな模様で1名の処理が滞ってしまう中、バックヤードから(女性)総支配人が現れ、ロビー・ラウンジ 「MAHRU(マール)」でウェルカムドリンクを頂きながら挨拶を交わしました、ご馳走様です。(※通常はこのようなサービスはありません)
ヒルトン沖縄北谷の立上げを行うべく着任されたのは「レイチェル・デイビッドソン」総支配人で、中国のヒルトンから移動されたとのこと。また、中国の前はヒルトン東京にも在籍歴があるそうです。気さくな方で「沖縄サイコー」と(勿論、英語で)言っていました。
色々と話を伺いましたが、現在のヒルトン沖縄北谷には国内全てのヒルトングループからヘルプスタッフが1ヶ月間参加しており、各部門には必ず数名のベテランヘルプスタッフが在籍しています。見分け方としては「名札」を見れば一目瞭然で、現地スタッフはフルネーム、ヘルプスタッフは苗字のみの名札を付けています。近隣に宿泊施設が無いため、全員ヒルトン沖縄北谷に滞在しているそうで、ちょっとしたバケーション感覚で皆さん楽しそうでした。
Executive Ocean View King
さて、ようやく全員の手続きが終了し客室へと移動します。同行者全員がHオナーズのダイヤモンドメンバーであることから、全員最上階(9F)のエグゼクティブフロアへとアサインされました。
もともとの予約客室は各自異なります(1名はポイント宿泊です)が結果は皆同じですから、始めからエグゼクティブオーシャンビューキングを予約していた私が最も割に合わない結果となりましたw
ひとつ異なったのは、他の3名はEVから遠い端の客室で、私はほぼ中央の客室へアサインされたことでしょうか。
この角度から撮影したときにふと思い出したのですが、アサインされたこの客室は、オフィシャルサイトに掲載されている客室のような気がします。
客室は37㎡、独り滞在にはちょうど良い空間です。前日がダブルツリー那覇だったこともあり、数字以上に広く感じられました。撮影用にカーテンを開け放っていますが、夏場の15時以降は西日が強く、カーテンを閉めていなければエアコンの効果が出ません。
開業したてなため、設備や建具は全て新品です。客室以外の施設も含め、デザインは総じてライトなテイストですが、ヒルトンのファミリー向けリゾートホテルとしては悪くありませんね。
Bath Room
洗面は大型のミラーが設置され、照明も非常に明るく使い勝手は良いと感じました。それ以上にミラー横のデザインは、小さいなタイルを(おそらく手作業で)はめ込んだ、実に手間の掛かる仕上げになっています。
アメニティはヒルトン共通の「ピーター・トーマス・ロス」、浴室は室内が見渡せる「窓付き」そして「レインシャワー」も設置されています。
洗面奥にはトイレが、客室通路に沿うようにクローゼットが設置されています。ナイトウェアは新品で着心地も良いものでした。
Equipment & Amenity
冷蔵庫にさんぴん茶とオリオンビールが装備されている辺は沖縄らしさでしょうか。
DVDプレイヤーはデスクの引き出しの中に、ベッドサイドのコントロールボタンは非常に便利でした。
ウェルカムアメニティのマカロンは3Fロビー・ラウンジでも販売されています(@300円)。
バルコニーからの景観は言うことありません。が、やはり夏場の昼間は暑くて出れませんね。バルコニーから真下を覗くと(下画像真中)、ひときわ大きなバルコニーが見えます。これは「エグゼクティブオーシャンビュールームwithテラス」という名の客室のようです。
Executive Lounge
滞在した最上階には「エグゼクティブラウンジ」も運営されています。特殊カードキーでなければ9Fで降りることはできませんので、ラウンジへの入室時に客室番号等を聞かれることもなく自由に出入りが可能です。
客室の多さから、それなりの広さとテーブルを確保していますが、カクテルアワー時(18:00-)にはスグに満席となり、相当数のゲストが利用できず帰っていきました。残念ながら他の国内ヒルトンと同様ですね。特にファミリー(4名以上)でラウンジを使用するシーンが多いため、ある程度利用時間を制限しなければ、居座る方も多いでしょう。ここでもわざわざ総支配人が挨拶に来られたので、それとなく現状を伝えておきました。
メニューはお世辞にも豊富とは言えませんし、争奪戦が激しいwため、ある程度(ラウンジ内ゲストのお腹が)落ち着くまで待機します。スパークリングとホットミールを少し頂き、ディナーはアメリカンビレッジへと向かいました。
モーニングもラウンジを利用します。昨夜のカクテルアワーと異なり、ラウンジはガラガラです。理由は、皆さん3Fのダイニング「SHINKA(シンカ)」のブッフェを利用するからです。エグゼクティブフロアゲストはダイニング「SHINKA(シンカ)」も無料で利用可能となっています。
ラウンジのメニューは少ないものの、お陰でゆっくりと朝食が頂けました。
Sunset
施設全体が西向きなため、夕暮れどきには各自バルコニーや3Fレセプションからサンセットを楽しみます。ちょうど米軍機が上空を通過したのでフレームに入れてみました。夕日が綺麗ですね。
夜景の2枚はいずれも友人の客室バルコニーで撮影したものです。2枚目の矢印が私の客室の位置となり左側のプール「カスケードプール」の真上、友人3名は右側のプール「ラグーンプール」の真上辺りに位置しています。
ちなみにヒルトン沖縄北谷では「ターンダウンサービス」は無いようです。
ロビー・ラウンジ 「MAHRU(マール)」は夕方からバーへと変化します。が、利用者するゲストはあまり見掛けませんでした。
Check-Out
朝食等、3Fダイニング利用時には、このテラス席で食事ができます。暑くなければ最高のロケーションですね。
チェックアウトギリギリまで、比較的大人向けの「カスケードプール」でビールを頂きながら楽しみました。個人的にも再度利用する機会はありそうですので、次回は家族でゆっくり滞在したいと思っています。