此度の鹿児島滞在では、桜島を望む城山の森に囲まれた「城山観光ホテル」を利用しました。高台というロケーション柄、なかなか利用する機会に恵まれませんでしたが、その眺望と客室内容はどうだったのでしょうか?
Check-In
ホテル玄関・レセプションは4Fです。斜面に位置する建築物にはよくあるパターンですね。この日、レセプション回りと、噴水前等で2組が結婚式の前撮りを行っていました。素敵な結婚式になると良いですね、末永くお幸せに。
アサインされたのはホテル最上階(10F)の1032号室です。バゲージを運んでくれたのは中国系の女性スタッフで、流暢な日本語を操る方でした。聞くとやはり中国系の利用客が非常に多いそうです。
Executive Twin
今回利用する客室は「エグゼクティブツイン(53㎡)」です。入室すると右側に洗面・トイレが、左側にはクローゼットが設置されています。
少し残念なのは、客室の規模に対してクローゼット容量が少ないことです。今回は独りで1泊という内容ですから問題はありませんでしたが、客室最大定員(3名)で数泊滞在するにはキャパ不足ですね。
クローゼットとは対照的に、リビングスペース、デスク周り、ベッドスペースは充分確保されています。いわゆるジュニアスイート的な配置となっており、私独りでの利用には十分なスペースでした。
2000年に(365室)全面改装を行ったそうで、既に14年経っていますが、建具等の損傷も無く綺麗な客室ですね。また、清掃も行き届いています。
Bathroom
客室奥にはバスルームが設置されています。コチラもスペースは申し分ありません。
アメニティは「ロクシタン」が洗面及び浴室内に用意されています。ちなみに、スイートのカテゴリから桜島を望むビューバス仕様になるそうです。今滞在は一度も客室のバスルームを利用していません。
というのも、3Fに桜島を一望できる露天風呂(温泉:さつま乃湯)が用意されているからです。
注:ロッカールーム以降は「携帯及びカメラ」の持込みが禁止されているため、露天風呂とリラクゼーションルームの画像はホテルのオフィシャルwebよりお借りしました。かなり厳しく制限のアナウンス(桜島の画像が欲しい方にはホテルが撮影した写真を差上げます等々)がされているにもかかわらず、やはり眺望が良いこともあり、カメラや携帯を手に浴室へ入ってくる方が多いようです(特に桜島ビューでない客室の方や外国人等)。
Equipment & Amenity
客室備付の品に特筆すべきものはありませんが、浴衣でなく上下セパレートタイプの部屋着は着心地も良く、館内を飛ぶwi-fiの接続も快適なスピードを維持していました。
Floor Plan
やはりこの客室最大の特徴は「桜島ビュー」だと思います。標高108mの高台に建ち、さらにはその最上階ということで、桜島・錦江湾・鹿児島市街地が一望でき、解放感の高い空間となっています。
客室から下を望むと敷地内の噴水が見え、夜になると(おそらく午前0時迄)ライトアップされます。
Morning Buffet
朝食は4Fの「レインボーホール」でブッフェを頂きました。前日のコンペ疲れから、本当はルームサービスで済ませたかったのですが、残念ながら朝食のルームサービスは実施されてないそうです。
桜島を眺めながら「朝カレー」を頂きました。ブッフェの品目数は80を超えるそうで、さつま揚げ等の地物も多く用意されています。
Check-Out
広すぎて殆ど撮影すらできませんでしたが、館内にはラウンジ・バーやスカイラウンジを始め、ペストリーショップや土産品店等々、非常に充実しています。その中で「薩摩切子」のギャラリーに目を引かれたのでチェックアウト時に立寄ってみました。江戸切子と比較するとカットが深くて大胆ですね。
今滞在は1泊かつ夜の会合で外出し少ない滞在時間となりましたが、温泉も楽しめ充実した滞在でした。できれば数泊したいものです。