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機上の空論

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百貨店の外商と、利用額無制限のカード

【本記事はプロモーションを含みます】2014/04/20 クレジット全般

先日の出張は新幹線で移動したのですが、その車中で「百貨店の外商」(がついていること)を猛烈な勢いで自慢げに話している人がいました。

30代後半~40代前半の男性(おそらく私と同年代位)で、身なりは普通です。外商がつくことがどのくらい一般的になったのかを知らない、時代に取り残された人に見えました。

(※画像は、あくまでイメージ用で、本文内容との関係・関連はありません)

目次

  • 1 百貨店の外商
  • 2 利用額無制限のカード

百貨店の外商

なぜかというと、都内や地方大型都市部の中堅クラス以上のマンション(又は大型物件)を購入すると、予め物件資料と共に近隣百貨店の外商案内をセットで渡されます。

百貨店が発行する提携カード(これで外商がつく場合も)の申込書も同封されており、今では何ら驚くに値しません。むしろ百貨店近くのマンション住人の囲い込みも激しく、マンション竣工後には管理組合を通じてそれらの案内が配られたりもします。

また「近い」というだけで、手荷物が多ければ手の空いたスタッフが納品に来てくれたりします。

ある程度の物件に住んでいる人に営業する方が百貨店としては合理的ですね。ましてや新築物件ならば今後多くの生活雑貨及びインテリア用品を購入するであろうことも容易に想像できます。

私は「外商はいらない」派で、別室で買い物(はしませんが)、駐車場スペースの事前確保や料金無料等、百貨店側にできるサービスは受けられます。が、個人的にそんなサービスは必要ないのです。

百貨店に顔が利くようになって助かるのは、全売り場の支払いを1ヶ所でまとめて行えること(これは普通頼めばやってくれます)や、新商品・新製品の発売日に商品を確保してもらえること、さらに近隣であれば必要な日時にどこへでも納品に来てもらえる(街頭引き渡しであっても)ことくらいですね。

クレジットカードの付帯サービスと同様に、外商がついているかどうかという相対的な比較よりも、どんな実用的なサービスが受けられるのかという絶対値で考えるべきだと思います。実用性のないサービスが盛りだくさんでも、それは無駄であり顧客を満足させるものとはなりません。

とはいえ、世間では「外商」という言葉もある種のステイタスに成りうるものなのかと感じた車中でした。

利用額無制限のカード

さらにその男性の話はプレミアム系カード(センチュリオン)へと続きます。

「利用額無制限」「戦車が買える」「ジェット機の手配ができる」とお決まりのフレーズを熱く語っていましたが、「限度額無制限」があり得ないことが分からないのでしょうか。カード会社が定める限度額はいくらであろうと、自らの支払い限度額(総資産)に到達してしまいますね。

「ジェット機の手配ができる」も、(プライベート)ジェット機が必要かどうかはその人の生活水準・所得の問題であり、手配自体はセンチュリオンカードでなくてもできるのです。

戦車が買えようと買えなかろうとそれはもはや支払い方法など無関係であり、個人の信用(?)レベルの話です。

その後「どうすれば取得できるんだろう」と話し合っていましたが、「ブランドブティックとかホテルとかで使うといいらしい」「どのくらい使えばいい?」「3,000万円くらい」「破産するじゃん」と続きました。

そのくらいで破産する人に戦車もジェット機もいらなければ、利用限度額はしっかり定めておかなくてはいけませんね。

目指すことも夢見ることも憧れることも否定しませんが、その前にもう少し世の中を広く見渡す必要があるように思えます。




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