デルタ・アメックス・ゴールドの存在感が大き過ぎて、完全に日陰のカードとなっている「デルタ スカイマイル JCBカード」ですが、カードリニューアルと同時に（地味な）キャンペーンを実施しています。その内容を見てみましょう。
年会費無料の「テイクオフカード」を取得した場合、「入会ボーナス＋決済（25万円）ボーナス＋ファーストフライトボーナス（ビジネス）」でもれなく10,000マイルとなります（純粋なフライトマイルは含まず）。
また「一般カード」だとさらに1,500マイル、「ゴールドカード」であればさらに2,500マイルがもれなく付与される内容となっています。
抽選でさらに10,000マイルボーナスもありますが、これは10名限定ですから当てにはなりませんね。
よって「入会して25万円決済して1度フライトする」と、10,000マイル前後が貰えるキャンペーンということになります。
このカード単体で見た場合、もれなく10,000マイル前後が貰えるキャンペーン自体のインパクトは然程ありません。
しかしどうでしょう、メインで「デルタ スカイマイル アメリカン･エキスプレス・ゴールド・カード」を利用しており、かつデルタ・アメックスのキャンペーンを全て摂取済みのホルダーの場合、このカードで戦略的にマイルを取得するといった考えもアリだと思います。
デルタ・アメックス・ゴールドホルダーであれば、既に「ゴールドメダリオン」でもある訳ですから「空港ラウンジ」の利用を始め、「快適なフライト」が約束されていることでしょう。
キャンペーンとは「目的を持って一定の多数に働きかけること」の意です。デルタとJCBがマイルを餌に働きかけている訳ですから、ユーザー（マイラー）側としてはそれを「上手く利用する」ことも必要だといえます。