2014年4月1日(火)より、保有マイルからANA SKY コインへの交換サービス時における内容が改定されます。その内容は交換スキームの改定及び払い戻し機能の2点です。
交換スキーム
①:1マイル⇒1コインへの交換
⇒対象者:ANAカード会員・AMCモバイルプラス会員
⇒従来の(3,000マイル⇒3,000コイン)交換から(1マイル⇒1コイン)が可能(9,999マイルまで)
②:10,000マイル以上の交換
⇒対象者:全AMC会員
⇒会員ステイタスとANAカードの種類に応じて交換率が変更(詳細は↑画像参照)
表を見れば一目瞭然ですから、事細かな内容を書くことは不要でしょう。スキーム改定に感じることは会員各々異なると思いますが、個人的には「それなりに練った内容」だと評価しています。
改定の意図する処を推測すれば、二極化するマイル保有者の救済措置と受取れます。この手のスキーム改定において「真ん中(中級層)」に手を付けても、あまり意味はありません。
よって低頻度には1マイル交換で「使い易く」、多頻度には交換率を上げて「消化促進」を図る策を講じたと考えられます。また、他社マイレージ制度や、多種多様に存在する電子マネーとの競争力を意識した改定ともいえますね。
最も交換率の高いトップステージについては、ダイヤからブロンズまで一括りですが、ここを細分化するのも、いちいち他人と(ダイヤだブロンズだと)比較するのも(されるのも)意味が無いことです。
また、いつ取得したかも分からないSFC会員より、昨年実績を反映し優先するのは当然のことで、ステージにおける「ランク分け」についても順当だといえるでしょう。
払い戻し機能
ノーチャージに限らず、キャンセル時に「払い戻し」されるようになったことは、今回の改定で最も大きな進歩だといえます。
しかし国際航空券利用の場合は、今まで通り「払い戻し不可」となっています。これは「できない」のか「しない」のか定かではありませんが、個人的には後者のような匂いがしてなりません。