2020年の自粛期間中に行った事といえば断捨離でした。しかし捨てる一方で、新たに手にする(した)モノもある訳で、そのひとつがセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナアメックス)です。
個人的には人生初のセゾンカード。よって何の実績もないポジションからの申込み。そしてこのセゾンプラチナアメックスは発行を開始した2005年以降、長きに渡りインビテーション(招待)制でしたが、2019年秋より申込制へと移行し、今年(2020年)1月に新たな券面デザインへとマイナーチェンジされたのでした。
目次
申込みはwbでカンタン
セゾンプラチナアメックスへの申込みは至って簡単です。公式ページから必要事項を入力するだけ。またそのまま口座登録へと進むため、後日書類等のやりとり(口座印を押印して返送など)が発生せず、煩わしさもありません。
例えば、本家アメックスの場合だとカード送付と同時に口座登録の書類が同梱されており、その書類へ記入および口座印の押印・返送などが必要ですが、そういった作業は結構面倒で後回しになったり、そのまま失念したりw と、結構ストレスだったりするため、このwebでの口座登録がクレジットカードを申込むにあたり、最もスムーズかつ合理的だと感じます。
翌日には本人確認の入電がキタ
今回、何より驚いたのが、web申込みを行った翌日には私のスマホへ本人確認の電話が掛かってきたことです。セゾン側も自粛期間中でリモートワークだったり、稼働する人員を減らしていたりと、マンパワーが必要な審査や事務作業の負荷は高めだった(であろう)にもかかわらず、このレスポンスは意外だっと言わざるを得ません。
そして発信元は(おそらく)関西なのでしょう、ハイトーンで超関西弁の女性スタッフさんでしたw
また会話の内容は、簡単な氏名などの確認だけで、その終了時に「それでは発行手続きに入ります」ということを告げられたことから、ここで発行確定だと認識した次第。
カードは入電から10日後に到着
兎に角、申込みから本人確認、カード発行から到着まで一貫してスムーズだったセゾンプラチナアメックス。初セゾンカードだった私でも2週間掛からず手元にカードが到着しました。
もし既に他のセゾンカードを保有していたり、過去にセゾンカードで実績がある人だと、本人確認の電話作業無しで進む可能性が高く、よってその場合には1週間程度でカードが手元に届くケースもありそうですね。
気になる限度額(利用可能枠)を見てみる
ということで、カード台紙に記載されているショッピングご利用可能枠なる欄を確認すると、
という設定でした。これが多いのか?少ないのか?普通なのか?分かりませんが、私の場合はセゾンカード初取得ということを鑑みた場合、いわゆるこの設定が一般的なのかもしれません。
とはいえ、年会費22,000円(税込)のプラチナカードで、限度額300万円は十分な設定だと感じます。年会費も同額なことから、私が勝手にライバル認定しているMUFGプラチナアメックスは500万円でしたけどw
セゾンプラチナアメックス、MUFGプラチナアメックスというこの2枚は、現在最もコスパの高いプラチナカードだといえます。
カードフェイス(券面)を見てみる
今年(2020年)1月にリニューアルされたカードデザインですが、マイナーチェンジといったところでしょうか。カード左側に大きなセンチュリオン(兵隊)を配置したりという大枠には変更ありません。
また、一部ではPLATINUMというロゴが券面から撤去されたと悲しんでいる人もいるようですが、見方によっては認知度が上がったためにPLATINUMロゴ自体が不要になったともとれます。
日本での商標登録を有する本家アメックスプラチナにはまだPLATINUMと入っているものの、将来的には本家もPLATINUMロゴを撤去するような気がしてなりません。何故なら、PLATINUMというロゴがないとプラチナ認識されないという方が私は悲しいw
そして個人的にいえばこのデザイン、かつてのオプティマカード(後のコンパニオンカードで2012年に発行終了)を彷彿させます。オプティマカードとは通常のカードに追加して発行されていたキャッシング用リボルビング払い専用カードで、その当時のデザインがセゾンアメックスに近いと感じます。
現在、国内では未発行ですが、US本国発行のアメックスで類似するデザインは存在しており、画像↑の上限なしで毎回1.5%のキャッシュバックが受けられるキャッシュマグネットカード(Cash Magnet Card)はその代表。
たかがカードデザインとはいえるものの、されどカードデザインといえる理由のひとつに、このセンチュリオンを配したカードデザインを本家アメックス以外で使用できるのは(私の知りうる限りで)セゾンアメックスだけなのです。
当時クレディセゾン社長だった現・林野会長兼CEOがアメックスの総本部(ニューヨーク)に乗込んでこのデザイン使用の許可を取り付けたのは有名な話しです。セゾンカードに当時のインタビュー記事が掲載されていますので、興味のある人は1度読んでみるのも面白いでしょう。
わずか22,000円(税込)のプラチナカードの実力は?
プラチナカードの定義とは何なのでしょう?年会費?カードの色?それともベネフィット(付帯サービス)でしょうか?
もしかするとその全てかもしれませんが、年会費は安いに越したことありませんし、発行会社によってはカードの色がブラックだったりもしますね。なので個人的にはコンシェルジュサービスが付帯しているカードが前提だと(当サイトでは)定義しています。
そして徹底解説などと謳う特集や記事を読んでも、基本的には公式サイトに書かれいるものを形を変えて転記しているに過ぎません。なのでカードスペックや情報など、正確かつ最終的に確認するのは公式サイトにすべきです。
なので、私が感じるセゾンプラチナアメックスの実力を以下に(簡単にw)列記したいと思います。
①:24時間365日対応のコンシェルジュサービス
⇒プラチナカードと謳うには必須
②:空港ラウンジサービスのプライオリティパス(年会費429㌦)が無料付帯
⇒プレステージ会員が無料で付帯
③:ETCカードの年会費が無料
⇒有料が多い中、これは地味に優秀w
④:JALカード以上のJALマイル還元率
⇒カード決済(ショッピング)マイルは100円=1マイル以上貯まります
⑤:海外旅行時の航空機出発・乗継遅延や欠航保険が付帯
⇒1回につき3万円が支払われます
⑥:海外旅行時の寄託手荷物遅延・紛失保険が付帯
⇒購入費用実費の上限10万円として、その範囲内で支払われます
その他にも多々サービスは付帯しますが、他社のプラチナカードと大差ありません。大きな特徴としては旅行系に強く、海外旅行時の航空機遅延・欠航や手荷物遅延・紛失に対する保険が厚い。特にJALを愛する赤組の方々にはJALマイルがよく貯まることから、セゾンプラチナアメックスはしっくりきそうですね。JALカードとこのカードの2枚持ちでいい。
結論をいえば22,000円(税込)のプラチナカードとしては、他社の5万円以上するプラチナカードより劣っているとはいえず、年会費以上の実力を持っているカードだと考えます。
かくいう私も自動更新でなくなったJALグローバルクラブ(JGC)の資格更新を兼ねてJALへの搭乗が必要なため、いままでの青組(ANA)一色から青赤混在の紫組w としてJALマイルを貯めたいと考えてたうえで今回のセゾンプラチナアメックス取得へと動いた次第です。
キャンペーンで申込むと最大9,000円相当を獲得できます
そんなことから私も今回はセゾンプラチナアメックスの入会キャンペーンを利用しました。申込みから発行までのスピードは先に記した通り。
現在は最大で9,000円相当が還元されますので、初年度年会費が半額程になります。プラチナカードデビューしたいという人にとっても、特に入会条件に年齢制限がないため、1度セゾンプラチナアメックスでコンシェルジュなどの使い勝手を体験するのもよいでしょう。
センチュリオンを配したこの券面、間違いなく海外でも通用するクレジットカードだといえます。その詳細へは下記ボタンよりお進みください。