昨日のプレスリリース にて、ANAマイレージクラブ(以下、AMC)リニューアル第2弾として『ANA Million Miler プログラム』及び『2014年度ANAプレミアムメンバー限定特典』等が発表されました。
まずは『ANA Million Miler プログラム』です。一口で言うならばJALでいうところの『亀タグ』ですね。 その『亀タグ』の中には、初期タグ設定が『国際線25万マイル若しくは国内線500回搭乗』の通称『緑亀』と呼ばれるタグが存在します。今回AMCが設定した初期タグ設定は『50万マイル(国内・国際問わず)』となっていることから、明らかに『緑亀』を意識した設定であるといえます。似通ったサービスや設定は今に始まったことではありませんからね。
またJAL・ANA共にマイレージプログラムを本格的にスタートさせたのが同年(1997年)であることから、両社における最上級会員(トップフライヤー)達にも納得してもらえる『似通った設定』でなければなりませんし、正直この辺りは最も『気を使う』ところでしょう。
『昨年はJAL、今年はANA』といった一貫性の無い搭乗スタイルの(私のような)会員には到達するのが非常に困難なハードルとなります。ちなみに私の場合、やはりJAL・ANAのライフタイム(生涯)マイルがほぼ半分に分散しており、両社を合計しても24万マイル程となっています、先は長いですね。
次に『2014年度ANAプレミアムメンバー限定特典』です。
いわゆる『よく頑張ったで賞』的な特典ですね、ANAグループ運航便でのプレミアムポイント年間獲得『150,000PP及び80,000PP』を達成した会員に対して『ご褒美』が頂けるようです。これにより、プラチナサービスメンバーの一部(80,000PP獲得者)にも『ANA スイートラウンジ』が解放されたこととなります。この辺りはJALのJGCプレミア会員を意識した設定(80,000PP)であろうと思われます。
>>関連記事:ANA マイレージクラブ プログラム リニューアル分析 (AMC)
>>関連記事:ANA マイレージクラブ プログラム改定 (AMC)