今週は【FUK-HND-ITM-FUK】と搭乗したのですが、その1路線で【VIP(Very Important Person)】なる方が搭乗されていました。誰もが認知する方でしたので、すぐにVIPと判明しました。
あまり一般に知られていないVIPサービスですが、ANAにおけるVIPの分類は【VIP(Very Important Person)】と【CIP(Commercial Important Person)】の2種に分かれているようです。
前者は公的機関関係者で、後者は経済界関係者ですね。
また、各分類の中でも区分が設けてあり、それぞれ数段階の設定がなされるようですが、これは【保安上】の設定と考えられます。
私は過去一度だけこのVIPサービスを経験したことがあります。とはいっても私自身がVIPでは無く、アテンド(仕事)でVIPと同一便に搭乗することとなり、その際【VIP同行者サービス】を享受したものです。
主なサービスは、出発・到着・乗り継ぎの全行程に対する空港係員のアテンドとケアなのですが、予約そのものも一般顧客が利用する予約センターとは異なり【VIPデスク】が担当するため、既に予約時点からサービスは別物となっています。
何もかもが「至れり尽くせり」の様ですが、その実態は「全てを素通りする」ため買物もできず空港を楽しむことは全くできない…といったとこでしょうか。
社会に影響力がある方々は、別の部分で苦労されているようです。