本日の「ANAメールマガジン」にて今年下半期からANAプレミアムメンバー向けに、新たなサービスを追加・改定するとの案内が一斉配信されました。
国内線事前座席指定ルール追加
国内線事前座席指定ルールについて要約すると、
①:ANAプレミアムメンバーに対し、購入運賃種別を問わず、ANA国内線普通席において事前に指定できる座席の範囲を設定
②:ANAプレミアムメンバーは購入運賃を問わず、一般の顧客より早く選べる座席が追加になる
②:ANAプレミアムメンバーは購入運賃を問わず、一般の顧客より早く選べる座席が追加になる
ということです。(注:ここから先は私の見解と解釈です)正直①については、今更感が拭えません。今までは空港などの現場独自のハンドリングだったのでしょうか?ある程度会員のステイタスに応じた指定範囲及びアサインを行っていたように私は感じていました。ですので、「10月26日搭乗分からルールを明確にした」というのが私の勝手な解釈です。
②については「ダイヤモンドメンバー以外のプレミアムメンバーに対して改善を行った」と受け止めました。よって2日前の午前0時からは、全てのプレミアムメンバーに(空いている)座席を開放し、良い席から埋まっていくという解釈です。これによりダイヤモンドメンバーであっても前日予約で良い席は取れないと思っておいた方が良いでしょうね。
ラウンジ入室スキームの改定
①:9月1日以降は国際線ラウンジでもアップグレードポイントを使用した入室が可能(と同時に、マイルでの入室時に必要なマイル数の改定)
②:プラチナメンバーでも(国際線ラウンジで)4人目までの同行者入室が可能
③:ブロンズメンバーでも国際線ラウンジに(マイル若しくはポイントで)入室が可能(また、同行者1名も同条件で入室可能)
④:特典利用登録者の利用人数を変更(国内線:最大10名⇒最大5名)
②:プラチナメンバーでも(国際線ラウンジで)4人目までの同行者入室が可能
③:ブロンズメンバーでも国際線ラウンジに(マイル若しくはポイントで)入室が可能(また、同行者1名も同条件で入室可能)
④:特典利用登録者の利用人数を変更(国内線:最大10名⇒最大5名)
こちらの改定は読んだ通りの内容ですね。必要ポイント数は兎も角、アップグレードポイントの有用性が向上したのは良いことだと思います。また、マイル利用入室時の必要マイル数も変更されましたが、取り敢えず来年3月末までは現行条件で継続のようです。
スーパーフライヤーズカードがある限り、毎年増え続けるプレミアムメンバーを上手く捌くためには、ラウンジの増床・増設も必要ですが、かといって予算もスペースも無限ではありません。よって、絶えず流動的にこの手のスキームを改定し続けていかねばなりませんので大変でしょうね。