
JALが航空会社の定時到着率などさまざまな分析をおこなっている米国のFlightStats社から、昨年度の運航実績における主要航空会社部門で世界1位に認定されました。
JALは、航空会社の定時到着率など、さまざまな分析をおこなっている米国のFlightStats社より、2015年1月-12月の国内線・国際線を合わせた運航実績について、主要航空会社部門(Major International Airlines)で世界1位に認定されました。そのほか、アジア・パシフィック主要航空会社部門(Asia-Pacific Major Airlines)でも1位に認定されたほか、アライアンス部門(Airline Alliances)でもJALが所属するワンワールドが1位に認定され、JALが対象となる3部門すべてにおいて1位となりました。
過去、三冠を獲得した航空会社は世界でJALだけであり、今回は2010年、2012年、2013年に続いて4度目の三冠獲得となりました。参照元:日本航空
ここ最近のランキング類で、JALはあまり良い結果が残せていなかった中、このニュースと実績は嬉しい知らせですね。
JALの定時到着率はおよそ9割

昨年の定時到着率ランキングにおけるファイナリストは10社、その中でJALが最も優秀な成績を収めていました。
◆2015年 定時到着率ランキング
1. JL:89.44% on-time(日本航空@日本)
2. IB:88.97% on-time(イベリア航空@スペイン)
3. NH:88.88% on-time(全日本空輸@日本)
4. KL:87.88% on-time(KLMオランダ航空@オランダ)
5. OS:87.68% on-time(オーストリア航空@オーストリア)
6. SK:87.42% on-time(スカンジナビア航空@スウェーデン含むスカンジナビア3国)
7. JJ:85.98% on-time(TAM航空@ブラジル)
8. QF:85.49% on-time(カンタス航空@オーストラリア)
9. LH:84.42% on-time(ルフトハンザドイツ航空@ドイツ)
10. AV:84.34% on-time(アビアンカ航空@コロンビア)
国も違えば、就航路線や便数も各社異なるため一概に同条件では捉えられませんが、それでもJALの実績は立派というほかありません。またANAも3位に付けており、国内両キャリアの定刻性は世界に誇れるものだといえます。両社に携わる関係者全ての人たちの(日頃の)努力が報われた結果ですね、素晴らしい。
言い方を変えると、我々は世界で最もほぼオンタイムで航空機を利用できる(移動できる)環境にあるワケですから、少々のディレイでカリカリしてはイケナイということにもなります。他国の人たちが可哀想ですw