週末は夏バテ気味な体力の回復と、来月(9月)からANA国内線機内食「Premium GOZEN」への採用を祝して、大分は湯布院の「月燈庵(げっとうあん)」へ滞在しました。
目次
アプローチ
雨が降ったり止んだりと不安定な天候でしたが、屋外でのアクティビティを予定する訳でもなく、温泉で体を癒すことが目的でしたので何も問題はありませんでした。
ここ最近は高温続きでかつ雨不足でもあり、久し振りの恵(雨)に「木々や草花」達が喜んでいる、そんな風に私の眼には写りました。
「月燈庵」には実に3年振りの訪問です。
月燈庵 施設(エリア図)
簡単に月燈庵の全容を紹介します。大きくは
- 本館(母屋・フロント)エリア
- スタンダード室エリア(12棟)
- 特別室エリア(6棟)
と、3区画のエリアへ各施設が配置されています。私が滞在したのは「特別室エリア」です。各エリア全室離れで全ての客室が「露天風呂」付きとなっています。
開業12年程で、その昔には「スタンダード室エリア」までしかありませんでした。
目次(記事マップ)
今回のエントリー内容は「母屋(フロント)・大浴場・談話室・特別室用母屋(ラウンジ)」のパブリックスペースです。
兎に角「敷地が広大(約1万坪)」なうえ、その中に各施設が点在していますので、「目次」代わりの「記事マップ」を掲載し、マップに沿って記事を書くことにしました。
本館(母屋:フロント)
築300年の古民家を山梨県より移築して建てた「母屋」でチェックインを行います。
夜間には「Bar」へと変貌するカウンターで「ハーブティー」を頂きながら手続きを済ませました。
夏休み最後の週末ということもあって「全館満室」です。
我々以外の利用客も同時に数組が到着していましたが、フロントスペースは広く余裕があるため混雑することはありません。
パブリックスペース(大浴場)
チェックインを終え、客室へ向かいます。しかし「特別室エリア」は「エリア最奥」となっていますので、各エリアを通過する必要があり、また相当な距離を「徒歩」で移動することになります。
※ちなみに「バリアフリー」設計の客室も用意されていますので、自動車でエリア移動可能な「別ルート」も確保されています。
母屋から宿泊棟へは吊り橋の「観樹橋」を渡り、まずは「スタンダード室エリア」へ入りますが、雨天時に「傘」が必要になるのは、この「橋」だけです。
晴天時には「由布岳」を望める環境も、今回は「霧」と「雲」に阻まれました。
「観樹橋」を渡ると、全宿泊者が利用可能な「露天風呂付大浴場」が併設されています。
手前が「内湯」、奥が「露天風呂」となっています。(夜間時撮影)
全室に露天風呂が設置され、また各エリアには個別のエリア専用露天風呂も各2設置されていますから、「大浴場」利用者は少ないでしょうね。
パブリックスペース(談話室)
大浴場を通過し、さらに奥へ進むと「談話室」なるラウンジが設置されています。
コチラも「全宿泊者」が自由に利用できるスペースですが、スタンダード室宿泊者向けの「ラウンジ」も兼ねています。
「コーヒー」や「ハーブティー」、「ミネラルウォーター」が自由に頂けるうえ、
氷で冷やされた自家製の「トマト」も振る舞われています。
パブリックスペース(特別室用母屋:ラウンジ)
スタンダード室エリアを抜け、さらに奥へと進みます。
かなり「高低差」もあって、妻は既にグッタリ気味でした。マップを見れば分かりますが、母屋からスタンダード室エリアまでの距離と同じ位の距離を更に歩かねば到着しません。
しかし、この「距離」があってこそ「プライベートな空間」が保たれる訳で、それを手に入れるための「必要な距離」ともいえます。(奥に見える屋根が特別室用母屋です)
スタンダード室エリアから5分程歩き続けると、ようやく「特別室 母屋」へ到着です。
母屋手前の「渡り廊下」から見渡すと「特別室」の数棟が見えます。
母屋(2F)へ入ると「渓酔居」と呼ばれる特別室専用の「食事処」です。
その広大な敷地から、各食事は部屋食でなく宿泊者が「食事処」へ赴いて食すこととなります。ちなみにスタンダード室の場合には、チェックイン等を行った本館母屋の「月燈庵」が会場です。
2F「渓酔居」から階段で1Fへ降りると、
「特別室専用ラウンジ」となっています。
エリア内「6棟」の宿泊者のみが利用可能なスペースで、クラシックが流れ落着いた雰囲気です。
見事な「1枚板」のカウンターですね。
雨天時の「緑」は濃く、実際もそうでしたが窓越しに「涼しさ」さえ伝わってきます。
「談話室」同様に「ハーブティー・コーヒー・ミネラルウォーター」が自由に頂けます。
「コーヒー」は「エスプレッソマシーン」で淹れるため、コチラの方が美味しく頂けました。
次回は「客室」を紹介したいと思います。