各航空会社がその搭乗者向けに展開しているマイレージプログラム FFP:Frequent flyer programに対し、ホテル各社がゲスト(利用者)との関係強化のため展開する滞在・宿泊プログラムが FGP:Frequent guest programです。私も幾つかのプログラムへ参加していますので、その会員カードの紹介と同時に参加各社のプログラム内容を纏めたいと思います。
まずは今週も滞在予定が入っていますし、私的には最も好んで滞在・利用しているHYATT(ハイアット)のプログラムです。
会員資格概要:ハイアット ゴールドパスポート会員資格
ベースランクの会員証です。まず入会者全員はゴールドパスポート会員資格を取得することになります。よってこのカードだけは会員有効期限が印字されていません。その主な特典は、
- 適用料金の支払い1USドルにつき5ポイント加算
- ブラックアウト(除外日)なしでご利用可能な無料宿泊特典
- ポイントは30以上のトラベルパートナーのマイルと交換可能
と基本的な内容になっています。利用ゼロでも与えられる特典ですから当然ですね。
会員資格概要:プラチナ会員資格
ハイアット ゴールドパスポート会員資格を持ち、1暦年内(1月~12月)に対象となる5滞在または15泊を行うと、プラチナ会員へレベルへアップグレードされます。(プラチナカードを紛失したようで、過去の画像を使用しています)
その主な特典は先のゴールドパスポート会員特典に合せて、
- ポイント加算を選択した場合は15%のボーナスポイントが加算
- 到着時の空室状況により高層階や広い部屋などのプリファード ルームに変更
- チェックイン時に確約されたベッドタイプを用意
- 無料の客室内インターネットアクセス
- 上級会員専用カウンターでスピーディーなチェックイン
- 到着の72時間前までに予約を行えば客室を確保
- レイトチェックアウトの申し出により午後2時まで滞在を延長
といった内容となります。昨年までは3滞在毎のプラチナ エクストラアワードといったベネフィットが用意されていましたが、今年から改悪されそのサービスは無くなったようです。なかなか良いアワードでしたから少し残念ですね。
会員資格概要:ダイヤモンド会員資格
1暦年内(1月~12月)に対象となる25滞在または50泊を行うと、ダイヤモンド会員レベルへアップグレードされます。その今年(2013年度)の特典内容はコチラに纏めていますので参照下さい。
設定されたハードル(滞在数・宿泊数)の差以上に、ハイアットにおけるプラチナ会員とダイヤモンド会員との特典(ベネフィット)差は大きく、またホテル側の対応も明らかに異なってきます。この辺りはヒルトン系と比較可能な方(どちらもダイヤモンド会員な方)には理解いただけるでしょう。
その昔、アメックス センチュリオン・カードには、自動付帯でハイアット ダイヤモンド会員とスターウッド(SPG)及びプライオリティクラブ(PCR)の プラチナ会員、ヒルトンHオナーズ ゴールド会員のサービスが提供されていました、凄いことですね。
センチュリオン・カード ホルダーに対する各ホテルでのVIP待遇は、その裏付けもあってこその対応だったといえます。ちなみに現在はハイアット及びプライオリティクラブとの提携は終了しており、ヒルトンとスターウッド(シェラトン等)のゴールド会員が付帯サービスとして提供されているようです。