訪れる度に、その美しい格子模様には目を見張るものがあります。ハイアットリージェンンシー京都のレセプションデザインは「SUPER POTATO」が2006年に手掛けたものです。
今回の3連休も昨年同様、京都へと赴き「ハイアットリージェンンシー京都」に滞在しました。
目次
ARRIVAL
朝8時の便でKIX(関空)へと降り立ち、今回は友人の迎えでホテルまで移動しました。通常であればITM(伊丹)から京都駅まで移動し、MKタクシー貴賓室から無料の送迎でアクセスします。
昨年後半から、リージェンシー系ホテルのサイン(看板)には、ハイアットリージェンシーロゴが追加されていますね。
Check-In
ホテルへの到着は午前11時を回った頃でしたが、既に客室は準備が整えられており、スムーズにチェックインが完了です。事前に到着時刻を知らせていたこともあり、ホテル側が準備してくれていました(客室に空きがある前提です)。この辺りのホピタリティの高さがハイアットリージェンシー京都だと言えます。客室は最上階(5F)を利用しました。
Deluxe Balcony Twin
今回滞在した客室は「デラックスバルコニーツイン(60㎡)」です。全189室中、設定は僅か8室で、昨年滞在した「エグゼクティブスイート(69㎡)」に次ぐ広さとなります。
フロアプランはジュニアスイートとなり、個人的には「エグゼクティブスイート」よりも詰込感が無く、使い勝手は良いと感じました。予約の際「昨年と同室(エグゼクティブスイート)にも空きがあります」とアナウンスされ、少々迷ったのですがコチラにして正解でした。
この時期(祇園祭中)の3連休では、ハイアット上級会員専用レートのマイエリート料金設定は無く、また近隣のホテルも同様に高めのレートとなります。ちなみに今年はスイート(12万/泊)、バルコニーデラックス(8万/泊)、スタンダード(4万/泊)といった設定でした。
さらにハイアットリージェンシー京都では広めの客室が希少なことから、スイートアワードやポイントでのアップグレードには対応ぜず、元々通年で強気の料金設定となっています。流石は京都の価格設定ですね。(※リージェンシークラブ(ラウンジ)も設置されていません)
ウェルカムアメニティはフルーツとミネラルウォーター、オーディオシステムにおけるYAMAHAのスピーカーは良い音を出していました。また、今回は「Explore(ディスカバリー)」という宿泊プランを利用したため「三十三間堂拝観チケット引換券(2枚)」と、滞在中何度でも利用可能な「3,000円OFFクーポン」をチェックイン時に頂きました。
Bath Room
ベッド横のドアからバスルームへと続きます。入ると左手に「トイレ」、そして2面展開のクローゼットは収納量も十分で、下部引出しには「セーフティBOX」と「ナイトウェア」が収納されています。
客室の延床面積におけるバスルームの占める割合は多く、そのお蔭で非常に贅沢な空間となっています。また、バスルームもバルコニーに面しているためビューバス仕様となり解放感が高く、この点でエグデクティブスイートよりもデラックスバルコニーの方がポイントは高いと感じました。
洗面はダブルシンク、バスアメニティにはスイート及びデラックスバルコニー専用の「ちどりや」製品が設置されています。
木製のバスタブは広さ深さ共に大型で、家族3-4名が一度に入れる程の大きさです。よってお湯を張るにはそれなりの時間を要します。
今回は「京都国立博物館」側の客室で、バスや人通りも多いため流石にロールカーテンを下げて入浴しましたが「日本庭園」側であれば人目を気にせず解放感に浸れると思います。
Balcony & View
客室名の通り、幅は120㎝程、長さは10mを超えるであろう大型のバルコニーが設置されています。折角なので季節が良い時期には椅子やテーブルが欲しい処ですね。
Turn Down
ハイアットリージェンシー京都の美しさは「夜」のライトアップにあると言えます。
外観やレセプション、庭園等のパブリックスペースは日中とはまた異なった表情ですね。特にレセプションから玄関先の竹林を望むこの角度は、毎回美しいと感じます。
外出先から客室へ戻ると、清掃及びターンダウンが完了しています。マットはSimmons(シモンズ)社製で快適でした。
Morning Buffet(THE GRILL)
朝食は(ダイヤモンドメンバーに対し)滞在中は無料で提供されます。今回は滞在した両日共に1F「ザ・グリル」のブッフェ(通常@2,850円/人)を利用しました。
グリルで軽く炙って提供される、スモークした特製レッグハムは、焼き目が香ばしく、つい朝から食べ過ぎてしまいます。食事中、周りを見渡すと6割以上は海外からの旅行客のようでした。
食後は軽い運動を兼ねて、午前中玄関横で提供されている珈琲を片手にホテル周辺を散策するのが日課です。
Check-Out
ホテルの裏手に位置する日本庭園です。満室に近い宿泊客数百人が同日に存在する中、この庭園(B1)付近には誰も近寄ることがなく、(以前から)チョットした穴場となっています。大きなソファーセットも設置されていますし、朝食後珈琲片手にノンビリするにはオススメの空間です。
今回もホテル側の計らい(アーリーチェックイン)等で、終始快適な京都滞在となりました。他に気になるホテル(リッツ等)も存在する京都ですが、なかなかソチラに足が向かないのはスタッフ達の対応(ホスピタリティの高さ)と、現在まで利用してきた繋がりが強いためだと思います。