先日、長崎にて「ベストウェスタン プレミアホテル 長崎」へ滞在しました。前身の「長崎プリンスホテル」から2005年9月にリブランドされたホテルです。
その1棟建てのホテルは長崎市内の中でもひときわ目立ち、おそらくこのホテルより高い建築物は数えるほどでしょう。
また、ベストウェスタンの中でも「プレミアホテル」という冠は、ベストウェスタン最上級のホテルカテゴリーだそうです。確かに外観からも前回利用した大分とは異なります。
しかしホテルロゴを見ると、旧プリンスのロゴを外して再設置したのがよく分かりますね。
目次
- 1 1F RECEPTION & LOBBY(1F レセプション & ロビー)
- 2 EXECUTIVE DOUBLE(客室:エグゼクティブ ダブル)
- 3 EQUIPMENT & AMENITY(設備 & アメニティ)
- 4 BATHROOM & TOILET(浴室:バスルーム & トイレ)
- 5 CLOSET(客室:クローゼット)
- 6 12F FLOOR PLAN(12階 フロアプラン)
- 7 11F PREMIERE LOUNGE(11階:プレミアラウンジ)
- 8 EXECUTIVE DOUBLE(客室:エグゼクティブ ダブル)
- 9 15F THE KITCHEN(Breakfast)15階:ザ・キッチン
- 10 所感(First Impression)
1F RECEPTION & LOBBY(1F レセプション & ロビー)
1F「ロビー」は旧プリンス系とあって、豪勢な造りです。
フロア右の最奥が「レセプション」となっており、他に「パティスリーショップ」や「ラウンジ」、「フラワーショップ」に「コンビニ」も併設されています。
EXECUTIVE DOUBLE(客室:エグゼクティブ ダブル)
今回利用した客室は12Fエグゼクティブフロアに位置する「エグゼクティブ ダブル」です。
ベストウェスタン プレミアホテル長崎は、何故だか「ベストウェスタン公式Webサイト」では予約ができない仕様となっています。
チェックイン時にそのことを尋ねると「システムチェック中にて未だ統合されていません」という回答です。2005年にリブランドされから、既に8年が経過しているというのに本当なのでしょうか?
よって前回の大分同様に、ホテル独自サイトから(エグゼクティブフロア朝食付きプラン)予約したため、ベストウェスタンの「ホテルプログラム」は全く利用できず、一般のゲストとして滞在しました。
どうやら私はベストウェスタンとの相性があまりよろしくないようです。
客室は約30㎡といった処でしょうか、12Fですので眺望は悪くありません。
オットマン付のチェアは、なかなかの座り心地でした。建具や家具等の一部は、リブランド時にリノベーションしたものと思われます、照明スタンドは開業当時のモノと感じるデザインです。
テーブル上の「SAFETY BOX」は、見た目にもスペース的にもクローゼット内に移設すべきでしょう。
EQUIPMENT & AMENITY(設備 & アメニティ)
エグゼクティブフロアの客室は、基本的に冷蔵庫内のドリンクが全て「無料開放」されています。
お茶とインスタント珈琲のセットです。
BATHROOM & TOILET(浴室:バスルーム & トイレ)
サニタリースペースは当時のままで、老朽感は否めません。
既に壊れた昔ながらの「壁付きドライヤー」は撤去した方がよいと感じます。
CLOSET(客室:クローゼット)
クローゼットには「バスローブ」が設置されています。単身数泊では十分なスペースですね。
ふと、クローゼットの「引手」に目が行きました。「有田焼」仕様になっています。
しかも、私が自宅で使用している食器類と同じ「源右衛門窯」ブランドですね、特注でしょうから、この「引手」は高価です。
12F FLOOR PLAN(12階 フロアプラン)
フロアプランです。今回滞在した客室は「山の手」側、向かいはスイート中心の構成で「長崎港」側となり、眺望は更によいと思います。
「朝食券」は昼食への変更も可能で、また滞在日以外(10月31日迄)でも利用できます。同時に「プレミアラウンジ」の案内も頂いたので、夜の会食前に利用してみました。
11F PREMIERE LOUNGE(11階:プレミアラウンジ)
11Fに位置する「プレミアラウンジ」には、コンシェルジュが常駐しています。
- 運営時間:14:00-21:00
- ソフトドリンク(珈琲・紅茶・ジュース)無料・アルコール(赤白ワイン・ビール)有料
ラウンジは思ったより狭く、2名3組までしか利用スペースがありません。
とはいえ、私の場合には客室の各種ドリンクが無料開放されていますので、そういったゲストはラウンジ利用も少なく、実際にはこの程度で良いのかも知れませんね。
このラウンジ最大の「売り」は「アロマテラピー酸素バー」とのこと。
勿論、有料利用となり「10分単位@500円」+「チューブ代@300円」だそうです。
アイス珈琲を頂き、会食へと出掛けました。
EXECUTIVE DOUBLE(客室:エグゼクティブ ダブル)
会食後、ホテルへ帰還しました。夜の客室です。
ベッドサイズは「160㎜×200㎜」で快適でした。
15F THE KITCHEN(Breakfast)15階:ザ・キッチン
朝食は最上階(15F)の「ザ・キッチン」にてブッフェスタイルで提供されます。
殆どのゲストが長崎港側へアサインされごった返していたので、敢えて誰もいない山の手側のテーブルを選択しました。
ブッフェ台(元卓)奥の窓が長崎港側となります。
品揃えは「ANAクラウンプラザホテル 長崎グラバーヒル」と同程度ですね。シェフが立つ「エッグコーナー」等も設置されており、それなりに充実しています。
味付けも申し分なく、美味しく頂きました。長崎らしい「豚まん」はお薦めです。
長崎港側の眺望ですが、中央をズームすると、
定宿の「ANAクラウンプラザホテル 長崎グラバーヒル(青〇)」が見えました。赤〇は「大浦天主堂」、黄〇は「グラバー園」ですね。
直線距離で「3㎞弱」あるなか、見下ろす視線であることは、如何にこのホテルが長崎市内でもその高さを誇る建物であるかが理解できます。
所感(First Impression)
(画像:ホテルwebより借用しました)
初滞在であった「ベストウェスタン プレミアホテル長崎」ですが、総じて「快適」でした。
しかし、先に述べたようベストウェスタンのwebサイトから予約できず「ホテルプログラム」適用レートがイマイチ分かりません(今も分かっていませんし、解明しようとしていません)。
一応チェックアウトの際、フロントスタッフへ2点程質問を行いましたが、確認のためバックヤードへ消えるも何ひとつ的を得た回答を得られませんでした。
スタッフ単独で見れば、必要以上なほど丁寧な対応なのですが、私には「プリンス時代から時が止まっている」ような印象(空気)を受けた滞在だったと言えます。
リピートするか?と問われれば、NOと答えるでしょう。しかし「クラウンプラザ滞在続きの息抜き」程度に利用する機会はあるかもしれません。